Dolphin Through Dialogue 01

部長とチーフ対談
管理職に一番重要な事とは?

第一ソリューション部 部長(2007年入社)

H.N.

第一ソリューション部一課 チーフ(2018年入社)

S.I.

「成果が出る職場の作り方」について伺いました

第一ソリューション部の部長とチーフとして、社内外の人をまとめてプロジェクトを完了させていくH.N.さんとS.I.さん。お互い部下を持つ管理職として、社員が成果をあげるための社内の環境づくり、リモートワークでの働き方、会社の方向性などについて対談していただきました。

プロフィール

H.N. 第一ソリューション部 部長
(2007年入社)

香川県国分寺町出身。趣味はサッカーとゲームとお酒。
今は小学生のサッカーチームのコーチをしています。お酒は飲むこと自体というより、みんなとわいわいがやがやするのが好きです。

今携わっている案件は、Iさんと同じ大手運送会社のWMS(倉庫管理システム)のパッケージの保守・運用、システムの改修といったところを業務としてやっております。

S.I. 第一ソリューション部一課 
チーフ
(2018年入社)

大学は理系学部を卒業し、生物・化学系の分野を専攻していました。
ロックとバンドが好きで、ライブとかフェスに行くことが趣味です。

大手運送会社向けのパッケージソフトの開発を行うプロジェクトに参画していて、昨年度までは現行システムの開発や、運用方針の作成、検討等を行っていました。今年度から新システムへの移行チームに移りまして、移行作業や現行システムの調査、新システムへの活用方法の検討等をしております。

―お2人はそれぞれどんな役割ですか?

S.I.:私の部署内のポジションはチーフです。昨年度までは、運用・保守、見積もり作成等、業務全般を支援する保守チームの一員という立場で、一括案件の開発作業員を取りまとめる、チームリーダーの役割も担っていました。

現在は少し環境が変わり今は派遣社員として入って、客先の会社の社員さんたちと、リーダーではなくメンバーの作業員として業務に携わっています。

H.N.:私は社内ではソリューション部の部長、社外ではWMSの約10名の保守チームの中のリーダーとして活動させてもらっています。

年齢や上下を意識しすぎず、部署全体が和気あいあい。でも、業務は真剣に。
―今のお2人の職場の雰囲気はどうですか?

S.I.:職場の雰囲気は現場でも部署全体でも仲良いと思いますよ。結構和気あいあいとしていて、元気でよく喋るというか、明るい人が多いんですけど、静かな人もいますし、いろんな人がいます。部署、現場に関わらず、会社全体が誰でも馴染みやすい環境というか雰囲気にはなっているんじゃないかなと思っています。

―そのような部署全体で仲が良い雰囲気を作る秘訣はありますか?

S.I.:上下関係、礼儀とかはもちろん大前提として大事だとは思います。あまり上下関係を意識しすぎないというのが秘訣かなと。特にうちの部署は年齢差はありますけど、良い意味でお互いあまり年齢差を気にしすぎないで接している人が多いなって思います。私も後輩にも親しみやすく思ってもらえるように接することを心掛けています。N部長は何か意識していることはありますか?

H.N.:私たちシステム開発はお客様の大事なシステムの構築に携わる仕事ですので、ミスは許されません。打ち合わせ中や自作業の時は、やはり皆真剣に作業に取り組み、一人一人が自分の能力を発揮していく雰囲気があると思います。

その他は、例えばフランクに話すところとかですね。Iさんも言ったように、食事の場ではみんな仲良くやってるので、メリハリのある組織だと思っています。

社員の生産性を上げる! 力を発揮できる環境づくり
―チームの仲がいいことは、仕事にはどう影響していると思いますか?

S.I.:良いか悪いかで言ったら間違いなく良い方に影響していると思います。
やっぱりどうしても一人の力は微々たるものなので、できれば数の力を借りてやった方が進められるなっていうのは思います。特に自分が作業に困ったりとか、進め方がわからなくて遅れてしまったりした時にも、仲が良い方が相談しやすいと思うんですよ。
一人で解決できなくても、いろんな人の知恵を借りて目標を達成できれば成果に繋がるし、プロジェクト全体として進んでいくと思います。
よくN部長が、「チームで仕事しているんだから」っていうことをおっしゃっていて、本当にそれはそうだなと思っています。
あとは報連相ですね。仲が良いと報連相とかそういうのとかもみんなやりやすくなります。そうすると、業務の円滑化に繋がると思います。

H.N.:Iさんのおっしゃったように、メリットの一つは、チームワークの良さが情報の連携をしやすくして、仕事がよりスムーズになることだと思います。
もう一つは、単純に人ってプラスの感情を持つと作業の生産性が上がるんですね。嫌だなとか、誰も助けてくれなくて私一人だなとか、マイナスの感情になっている時は仕事の生産性が落ちます。本来100の力を持ってる人が、90、80の力しか発揮できなくなってしまうんです。
特に私たち管理職が考えなきゃいけないのは、社員が力を発揮できる現場を提供して、環境を作って整えること。その中で、チームワークを良くして雰囲気を良くすることによって、社員がプラスの感情を持って仕事に取り組むことで生産性が良くなる、持っている力の100、もしかしたらそれ以上を出せるかもしれない。
これが管理職の最大の仕事だと思っています。

リモートワークのコミュニケーションを円滑にする、「伝わる・伝えるやりとり術」
―今の職場の勤務形態について教えてください。

S.I.:週2日客先に出社しまして、残りの3日間リモートワークという形で業務を行っています。週2日客先への出社日を設けている理由として、現場に行った方が業務が円滑に進む場合もあるので、業務効率のためというのが第一としてあります。
あとはチームワークを高めるためですかね。家にこもってばかりで、声だけで通話はするけど顔合わせをしないとなると、仲も深まりにくいというか、距離感が遠くなってしまうこともあるかなと思います。
顔を合わせるという意味も含めて、出社日というものを設けて、週2日客先に出社するようにしています。
ただ、子育てや事情がある人もいるので、そういう人たちもフレキシブルに働けるように、リモートワークができる環境も整えています。
決まった曜日に毎週出社していますが、昨日はお客さんが挨拶に来られるということで出社しました。こういう感じでずっと家にいるわけではなくて、出社とリモートワークとを併用しています。

―リモートワークを活用しているということですが、コミュニケーション面で意識していること、大切にしていることはありますか?

S.I.:うちの現場では、ビデオ通話の際にカメラを使えないので、業務ではチャットや通話で画面共有しながら、音声と映像でやりとりしています。コミュニケーションで大事にしていることを一つ挙げるとすると、顔が見えない形式での通話になるので、リアクションとか相槌とかが見えない分、ちゃんと声を出して言葉で発するようにして、やり取りが円滑になるように意識しています。聞いている時とかも、ただ聞くだけではなくて、自分が理解したことであったりとか、特に話すことがなくても、理解しましたとか、分かったとか、そういうことだけでも相手に伝わるように、リアクションとして声にして発して、相手に伝えるようにしています。
こういうことはみんな意識していると思いますが、N部長はどうですか?

H.N.:そうですね。私も意識しています。今Iさんが話してくれた内容も含めて、意識するべきことは三つほどあると私は思っています。Iさんが言ったように、ビデオ通話の際にカメラをオンにできないというところもあって、気をつけています。一つは先ほどIさんも言っていた相槌です。

もう一つは、相手が話し終わるまで待つということです。対面で話している時には、口の動きとか様子とかから話し終わったってわかるんですけど、リモートってどうしてもわからないんですよね。途中で言葉がかぶったりもしちゃうと、やはりスムーズなコミュニケーションが取れないので、相手が話し終わるのを待つ、自分が話す時には話し終わりをわかるようにする、話し終わりに「以上」をつける、といったことをリモートの会議では気にしています。

三つ目は、耳だけで説明しないことです。声で発して耳で説明するだけではだめ、目でも説明しなさいということです。必ず画面を共有して何か資料を見せるとか、Exelなどを使って書きながら説明するとか、自分が喋っていることを文章にして起こして見せるとか。目と耳で伝えることを意識するように言っています。

H.N.+S.I.
これから応募を考えている人へのメッセージ

S.I.:私は理系出身のIT未経験で入社しましたが 、サポート体制が整っているおかげでなんとかなりました! 同じ未経験の方でもご安心ください。 ITにチャレンジしてみたい人、一緒に働きませんか?

ANOTHER DIALOGUE

  • その他の対談